昔、ジャンプ+で連載していた「多重人格彼女」について、その伏線を考察してみようと思います。
ぶっ飛んだような考察は少なめです。もしかしたら、発想が被る(ジャンプ+のコメント欄やネット上での感想と被る)ところもがあるかもしれませんが、ご了承ください。
はじめに
昔、多重人格彼女というマンガがジャンププラスで連載されていました。
このマンガは悪い意味でツッコミどころが満載で、人格が変わると体つきも変わるといった描写、力をつけるための修業をデフォルメ4コマで終わらせる、刃牙のような地下闘技場でサブヒロインと主人公が突然戦うことになる等々のぶっ飛んだ描写が多かったです。
そのせいか、コメント欄ではあまり良い評価を受けられないまま、11話で打ち切りぽく終わりました。ただ、当時は考えもしませんでしたが、不評だったことが打ち切りの理由ではなく、ネタが尽きたために連載終了になった気もします(YouTube上の動画が元ネタであり、非公開になっている1本の動画が10話と11話の原型だと思われる)。
少なくとも、当時の私はそのマンガのある意味突き抜けたようなぶっ飛び方を楽しんでいたので、打ち切りになってしまったのは少々悲しかったです。まあ、収益とかに貢献するわけではないタダ乗り読者でしたが。
最近になって、ふと読み返してみたのですが、「打ち切りではあるものの、伏線を考察する材料はそれなりにそろっているのでは?」という考えが突然頭をよぎりました。
そこで、本記事でその考察をまとめ、考えを整理してみようと思います。
まあ、アウトプットして、自己満足に浸るだけなんですが...
マンガのあらすじ
主人公の成田恋はある日、多重人格者である女子高生ツバサに一目惚れをする。ツバサと付き合うためには6人全員認められる必要があり、恋はすべての人格から認められる男を目指す。
まあ11話と短いので読んでもらうのが一番早いです。
shonenjumpplus.com
ざっくりとした流れは、
多重人格者のヒロインズに一目惚れ
→全人格に認めてもらうために修行やデート回
→4人目まで認めてもらったところで2重人格者のサブヒロインズ登場
→サブヒロインズとのデートで、主人公がなぜか格闘技大会に参加することに
→主人公が格闘技大会で優勝してサブヒロインズとの結婚権を入手
→それを見ていたヒロインズに浮気だと責められたところでEND
※このマンガの多重人格設定は現実のものと大きく異なります。多重人格の設定をこのマンガ独自の設定として飲み込めない場合は、受け入れがたい描写が多々あると思います。
登場人物
成田恋
主人公。山にこもって修行するだけでクマを倒せるほど強くなれたり、ちょっと勉強するだけで全国模試2位になれるなど能力の高い人間。ただし、作中の描写を見るにギャグマンガ的な描写ではなく、元々そういった才能を持っていることが示唆されている。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
ヒロインズ
人格ごとの名前はあるが、苗字や共通名みたいなのはわからないヒロイン(私が見逃しているだけかも)。6人の人間を人工合成することで作られた多重人格者らしい。なお、奥の2人は出てきていないので実質4人。正直、個々の人格は一番の謎である実験のお話にあまり関わってこないので、ヒロインズくらいの大まかな認識で良い。
よって、各ヒロインの説明は読まなくても....
ツバサ(一番右):ヒロイン1。メインヒロインぽい性格。
ヒビキ(右から2番目):ヒロイン2。おそらく力(暴力)特化の人格。格闘描写はほとんどないが、強いらしい。
リク(左から2番目):ヒロイン3。元々は男(性自認が男性なのか、合成する前の身体が生物学的な男性なのかは不明)。
シズク(一番左):ヒロイン4。おそらく知特化の人格。全国模試で2位をとれるほどの実力。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
ブレイン・パワー
知特化の人格と力特化の人格をあわせもつ2重人格者。断言されていないものの、ヒロインズと同様、2人の人格を人工合成した多重人格者の模様。ただし、ヒロインズと違って、人格の切り替えが不安定な失敗作であるとのこと。
便宜上、以下の文章では知特化の人格を「ブレイン」、力特化の人格を「パワー」、両方を指すときは「サブヒロインズ」とする。
ブレイン
二重人格者であるサブヒロインズの知特化の人格。全国模試1位の実力を持つ。

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パワー
二重人格者であるサブヒロインズの力特化の人格。東京ドームで秘密裏(?)に行われている地下闘技場のチャンピオン。

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多々良(左)
山に住んでいる住職。昔は白衣(?)を着ていて、医者か研究者だった可能性がある。強くなるための修行場を用意しており、「簡単だが寿命が短くなるプラン」と「命を懸けるが寿命が変わらずに強くなれるプラン」の2つがある。なお、前者のプランを選ぶと、人語を介するクマになる。

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みこと(右)
多々良と一緒に山に住んでいる人語を介するクマ。元人間らしい。回想では病院のベッドにいた様子から、病弱な体を捨てて、強くなるためにクマになる道を選んだ模様。なお、修行場にはみこと以外にも人語を介するクマがいるため、「簡単だが寿命が短くなるプラン」を選んだ人が複数人いるようだ。

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主人公の父親
主人公に好きな人ができたことをすでに知っていたり、強くなる修行場として多々良のところを紹介するなど謎の多い人物。
私の考察では、後述の博士もしくは博士の助手と同一人物。少なくとも、博士が行った実験と何らかの関係があることは間違いない。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
博士(右)
完璧な人間を作る人体実験を行っている悪1。画像の博士は10年前、ブレインの回想(回想というよりは過去話?)で登場。
なお、ヒロインズの回想で出てきた博士はシルエットしか表示されていないが、髪型が似ていることから、サブヒロインズの回想と同一人物であると考えられる。完璧な人間=様々な能力の人格をあわせもつ1人の多重人格者の完成を目指して、人格の人工合成実験を行っているらしい。

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博士の助手(左)
完璧な人間を作る人体実験を行っている悪2。10年前に失敗品と評されたサブヒロインズの処分を命令されている。ただし、サブヒロインズは生きているので、何かしらあった模様(命令された助手が逃がしたのかも?)。

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徳川八千代
東京ドームで行われている地下闘技場の管理者(重要人物ではないので、画像なし)。登場話で連載が終了しているため、ヒロインズを地下闘技場に入場させるための舞台装置程度の役割。連載が続いていれば、サブヒロインズとの関係や博士の実験との関係など色々明らかになっていたのかもしれない。
考察
マンガ内で示された謎に対する考察を書いていきます。
また、考察材料にはジャンププラスに掲載されているマンガだけではなく、YouTubeに投稿された動画も少し含めています。
多重人格に関する謎
多重人格に関しては以下が示されています。
作中のヒロインズとサブヒロインズについて
- ヒロインズは完璧な人間を作るための実験において、6人の人間を人工合成することで作り出された多重人格者
- ヒロインズは主人格の切り替えが任意で可能
- サブヒロインズは二重人格者で完璧な人間を作るための実験で人工的に作り出された
- サブヒロインズは主人格の切り替えに薬を用いる必要がある上、パワーの体力がなくなると強制的にブレインに切り替わる(ブレインが基本的な主人格なのかもしれない)
まず、1と3より。ヒロインズはもちろん、サブヒロインズも謎の博士の完璧人間作成計画によって作られた多重人格者であることが予想できます。サブヒロインズに関しては、複数の人間から作られたという明言はないものの、力に特化した人間と知識に特化した人間の2人を人工合成することで作られたと考えられます。
続いて、2と4について。博士から「サブヒロインズは能力(知と力)は申し分ないが、人格の切り替えが不完全な失敗作」と呼ばれています。「人格の切り替えが不完全」とは、薬を使わなければ人格の切り替えができないことを示しているのでしょう。
ブレインが薬を飲むことでパワーに切り替えできる模様。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
また、パワーの力が切れる(主人格としての意識を失う?)と、ブレインに戻ってしまうようです。
パワー(黒髪)からブレイン(青というか水色っぽい髪色)に戻る場面。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
一方、ヒロインズは人格の切り替え時に意識を失うという弱点はあるものの、薬に頼っておらず、スムーズに切り替えることができます。
よって、実験という意味では、ヒロインズ=成功品(に近い)、サブヒロインズ=失敗品のようです。
まとめると、知と力を備えた多重人格者=完璧な人間を作る実験のため、博士が複数の人間を人工合成してできたのがサブヒロインズ(失敗品)とヒロインズ(成功品)のようです。
博士が行う実験について
博士が行う実験の目的は知と力を兼ね備えた完璧な人間を作ることです。
サブヒロインは能力が申し分ないが、人格の切り替えが不安定な失敗作と評されている

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
主人公が力をつけたいと決意した時、主人公のパパは多々良のところにつれていきます。この多々良、元人間で現在は人語を介するクマとなったみことと一緒に住んでおり、昔は白衣を着ていたことから、博士の人体実験と何らかの関係がありそうです。
人間だった時のみこと、その頭をなでている白衣姿の多々良。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
なお、多々良はみことがクマになった後も親しい感じで頭を撫でていることから、みことの父親またはみことの親族の可能性が高いですね。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
ここからは完全な推測になりますが、実験とは全く別の身体に人格を移すものではないでしょうか?
みことは病気がちで身体が弱かったため、病気のない強い体になる=力の強いクマになる、という選択をしたのでしょう。修行場にはみこと以外にも人語を介するクマが複数おり、多々良が「研究で造った野獣」と呼んでいることから、この実験が複数回行われていたことが示唆されています。
よって、
初期の実験=別の身体(作中ではクマ)に人間の意識を移すテスト実験
最終実験=別の身体に複数の人間の意識を移して、完璧な人間を作り出す実験
であると推測します。多々良は実験の助手か何かで、みことはその縁故で被験者として選ばれたという感じでしょうか?
また、主人公パパは多々良のことを知っていたようですし、多々良も子供のころの主人公を知っていたことから、主人公パパも実験に深く関わっていることが予想されます。主人公パパは主人公をクマにするつもりだったのかはわかりませんが、人体実験に関わっていた多々良であれば何かしらの方法で主人公を強くしてくれるだろうという思惑があったのでしょう。
なお、現在の多々良は白衣を着ておらず、みことや他のクマと一緒に山に住んでいることから、現在は実験に関わっていないようです。最初はみことのために実験に参加していたものの、その実験が成功(クマになることが成功と呼んでいいかはわからないけど)したことで、チームから抜けたのかもしれません。
主人公パパの謎
主人公パパは主人公を多々良がいる場所、力をつけるための修行場まで案内しています。
また、主人公パパは主人公の一目惚れを予言しており、当日に的中しています。
更に、何も聞いていないにも関わらず、主人公が強くなりたがっている=好きな子ができた、と理由を当てています。
よって、
- 主人公パパは多々良を知っていて、実験と何らかの関わりがある
- 主人公はヒロインズに一目惚れするように誘導されている(主人公が人工的に改造されている?)
- ヒロインズの人格の好みのタイプ(強い人が好き)を知っている
ことがわかります。また、
- 主人公はクマにも勝てる力(ただし修行前は弱かった)と全国模試2位になれる知能を発揮している
- 主人公は嗅覚や聴覚も通常の人より優れている
- サブヒロインズの能力は博士の愛息と同等以上=比較されていることから、博士の愛息も高い知と力を持つ
といった描写もあります。
ちょっと色々述べたので、簡単にまとめると、
- 主人公パパは多々良を知っていて、実験とも何らかの関りがある
- 主人公パパは多重人格者であるヒロインズのことも知っているらしい
- 主人公がヒロインズに一目惚れした理由に主人公のパパが何かしら関わっている
- 主人公パパの息子である主人公は嗅覚や聴覚、クマに勝てる力や全国模試2位といった知能など、非常に高い能力を持っている
- 博士の息子は高い知と力を持っているらしい
以上より、主人公は博士の愛息であり、主人公パパ=博士であると推測します。
加えて、サブヒロインズは主人公を「あの人が求めた完成品」と呼んでいることから、主人公すら人工的に作られた可能性があります。ヒロインズに一目惚れするようになっているのも、人工的に作る過程で遺伝子操作や暗示をかけられたりしたのかもしれません。
ただ、作中の多重人格者は人格が変わると体格や髪形も変わりますが、主人公は全く変わった様子がありません。もしかしたら、人格切り替え時の意識の喪失や薬の必要性といったデメリットのない実験の真の完成品が主人公なのかもしれません(元の人格は消えた?又は、人格が融合して1つになる?)。
ただし、作中の博士は10年前の描写ではあるものの、主人公パパの髪形と博士の髪型に明確な類似点はなく、主人公パパ=博士という断言はできません(博士の顔描写が1コマしかなくて、判断材料にしにくい)。もしも、主人公パパは助手の方だった場合、博士の愛息は主人公と別人物になります。
画像で比較してみましょう。
1コマだけ出ている博士の顔。10年前のため、現在は髪型が変わっている可能性は高い。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
主人公パパの顔。目が博士と違う気もする...

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
助手の顔。髪の感じがボサボサで主人公パパとは違う気がするけど、顔の感じは似てるかも?10年前だしなあ...

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
どっちが昔の主人公パパなのかはわかりませんが、登場していない別の人物の可能性もあります。
多々良が助手か博士のどっちかである可能性もありますね。髪色の名残からは助手っぽい気もする。
博士の謎
ヒロインズの過去において、博士の強さは化け物と評されています。博士も実験の「成功品」なのかもしれません。
以下では、主人公パパ=博士、を前提として考えます。
まず、主人公ママですが、ヒロインズそっくりです。
画像は多々良の回想より。右が母親で顔は写っていないものの、髪型がヒロインズ(主人格ぽいツバサ)と似すぎている。
(余談ですが、この写真では左に写っている主人公パパの髪型が博士の髪型にちょっと似ていて、前提としていた主人公パパ=博士説を裏付けるかもしれません。)

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
主人公ママ作中では全く出てきていないので、亡くなっている可能性が。
そう考えると、主人公パパの目的は3つの説が考えられますね。
1つ目は主人公パパの目的は主人公ママそっくりなヒロインズと主人公をくっつけて、自分の人格を主人公の身体に移行するという説。
2つ目は、すでに主人公パパの人格のコピーが主人公に、ヒロインズには主人公パパが今まで恋してきた人格のコピーが移されていて、主人公がヒロインズに一目惚れするのは必然だった、という説
あるいは、もっと単純に、知と力をもった理想の容姿を持つ完璧な女性(ヒロインズ)と完璧な男性(主人公)を結婚させ、究極の子供を作り出すといった悪の博士っぽいことを考えている説。
こう考えると、博士の目的は相当ヤバそうです。SFならまだしも、ラブコメとしては見たくない....
サブヒロインズの目的
サブヒロインズですが、パワーは脳筋感満載で裏の考えや企みなどはなさそうです。一方、ブレインは、主人公が地下闘技大会のチャンピオンになることを予想したうえで、副賞に結婚権を設定していたようです。つまり、何かしらの計画をもって行動しているのでしょう。
主人公が結婚権を獲得するまでが計画だったことと過去、サブヒロインズは博士から処分命令が下っていたことを考えると、「実験の成功品であるヒロインズを差し置いて、成功品の主人公と失敗品である自身が結婚することで、博士への復讐を果たす。」ことがブレインの目的ではないでしょうか?
処分されそうになった恨みをはらすため、結婚して博士に「お前の実験うまくいかなかったね、ざまあwww」みたいなマウントをとって、復讐とするのかもしれません。
もしくは、結婚の先、博士に近づける立場になって暗躍することで計画を破綻させたり、博士を暗殺したりすることが最終目的なのかも?
余談ですが、ブレインもパワーも主人公のことが好きなようです。それが実験によるものか、それらとは無関係に人として好きになったのかは不明です。ヒロインズもなんやかんやで主人公のことを好きになっていますが、そこも実験が原因の可能性がありますね...
ラブコメじゃなくなってきた気がする
ヒロインズの6人の人格のうち登場しなかった2人について
これは、少し大胆に考察してみます。作者がキャラデザを考えてなかっただけというのは味気ない
ヒロインズの多重人格の元となった6人のうち、登場しなかった2人もヒロインズの回想で登場しています。画像は左端がヒビキ、小さな子供を抱きかかえているのがツバサ、真ん中にいるのがリク、一番右がシズクのようです。よって6人の人格のうち、登場していない残りの2人は黒髪の人物と小さな子供です。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
ここで、私の考察のキーとなるのはヒビキです。この時のヒビキは高校生というには小さく、小学生程度にしか見えません。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
この回想が何年前かは不明ですが、サブヒロインズの実験は10年前には行われていたようです。
よって、サブヒロインズの処分が決まった後に新しい実験を行った=9~10年前にヒロインズの実験が行われた、と仮定してみましょう。
さて、この黒髪の人物、ある人物とよく似ています。そう、パワーです。
ヒロインズの回想にいる黒髪の人物。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
パワー。髪型が似てる。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
また、子供の方も髪を伸ばせばブレインに似ています多分。

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ブレイン。髪を後ろで結んでいるが、ほどけばロングになる。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
人工合成された後だと元の身体の影響もあるのでわかりにくいのですが、人工合成される前、サブヒロインズ2人のシルエットが描かれています。
人工合成前のサブヒロインズ2人。顔だけ描かれていない。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
もう一度、ヒロインズの出てきていない2人も掲載。


うん、似てる思考停止
ヒロインズの実験が9~10年前当時は小さな女の子であったとしても、現在は中学生・高校生に近い年齢のはずです。
黒髪の人物は一言もセリフがないうえ、描写も全くないのでわかりませんが、その人物が力に優れていたとすれば。小さな女の子が知に優れていたとすれば。知と力を兼ね備えた完璧な人間=サブヒロインズになるにはその2人で十分だと言えます。2人を人工合成した後、人格切り替えの不安定さという欠点が判明し、より安定するように4人での人工合成実験を行ったのではないでしょうか?
つまり、ツバサとリクは人格切り替えを安定させる役割だったのかもしれません。考えてみると、知に優れたものシズクと力に優れたヒビキの2人だけだった場合、一日の行動でどちらを主人格にするかで揉めそうです。
もしかしたら、博士が「完璧な人間には知と力だけではなく、他の要素も必要だ」と考えて、4人にした可能性もありますが。上の考察で述べたように、実は主人公ママに似ているサクラの人格が一番重要だったから、数々の失敗を積み重ねたうえで、成功を確信したここぞの実験で合成したという可能性も。
つまり、ヒロインズは6人の人格を持っているのではなく、サブヒロインズが2人分の人格を、ヒロインズがバリエーションに富んだ4人分の人格をもっている、というのが私の考察です。
表紙に残り2人の人格が描かれていないのも納得です。なぜなら、ヒロインズの中にその人格が存在しないのだから、描きようがないんです。
考察に対する反論を考えるタイム
・なぜヒロインズは「自分の中に6人の人格がある」と言ったのか
可能性は2つ考えられます。
1つ目は、2人分の人格がないことがわからなかったため。すごく単純に、2人の人格がまだ目覚めていないため、脳内会議にも出てこないのではないかと思ったのではないでしょうか?また、実験に連れ去られるときは6人一緒だったが、実験用ポットか何かに入るときは他の人の様子がわからないので、6人が合成されたと勘違いした可能性があります。
2つ目は、「本当は2人分の人格がないことは理解しているが(実験の事故や何かで人格が消えてしまったと思っている)、つらいときは常に一緒にいた6人であるから、気持ちが6人分」という意味だったのかもしれません。仲間の思いを背負って、みたいなやつです。
・なぜ、ヒロインズはサブヒロインズの人格が仲間だと気づかないのか
実験は10年前のため、肉体がかなり成長しています。また、作中の多重人格者の外見は(肉体+人格)÷2みたいな感じなので、外見だけでは気づかない可能性は高いです。特にサブヒロインズは人格が変わるだけで、胸が大きくなったり、髪の色や肌の色も変わったりするので、外見での判断は難しいでしょう。
その他考察
考察というにはあまりに根拠が乏しいものや、多分そこまで重要じゃない描写についても考察してみます。
動画だとif人格ストーリーみたいなのあるよ?
ifなので正式設定ではないですが、猫とかあるのは面白いですね。みことはクマの身体に人格を移したと考察しましたが、そのクマの人格はどこいったのか(入れ替わった?消えた?)で色々考察できそうです。
伏線とは関係なさそう、という指摘はごもっとも
www.youtube.com
というか6人なんて面倒な設定せずにもっと増やしたり、曖昧な感じで良かったんじゃないか?
君のことが大大大大大好きな100人の人格
動画だと子供の人格が5人目っぽいよ?6人の人格が4人と2人に分かれた考察は意味ないんじゃない?
A. (∩゚д゚)アーアーキコエナーイ
なんで、この人格だけ明らかに体格の変化が大きいんだ
全国模試の掲示で名前が「シズク」になっているのはなぜ?人格が変わると名前も変わるの?
A. わからねえ
学校の名前とテストはシズクで統一してるんじゃないですかね。ただ、苗字がないのは本当にわからない。実はヒロインズの苗字に秘密がある?
全国模試の掲示でサブヒロインズの名前がフルネームの「ブレイン・パワー」じゃないのはなぜ?
A. わからねえ
一応説明しておくと、2位の主人公はフルネームです。動画の方では名字だけですが。
全国模試のトップ3がこの学校に勢ぞろいしているのは何なんだ。校内順位?
ヒロインの脳内会議、最初は広いテーブルだったのに、途中から小さなテーブルになったのはなぜ?
A. わからねえ
最初は広いテーブルぽい描写でした。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
途中から簡素で小さな丸テーブルに。

多重人格彼女・ホメコロ助/ファン子・少年ジャンプ+
まあ、心の成長とともに、2人の人格がいないことを受け入れることができるようになり、テーブルも小さくなったんじゃないですかね(いい加減)
徳川八千代って何だったの?
A. わからねえ
パワーが闘技場のチャンピオンであることから、サブヒロインズとの関係は深いんじゃないかなとは思いますが。刃牙のパロディだからいい加減に登場させてみました、みたいなオチではないことを祈りたい...
感想
拙いながらも色々考察してみました。全11話とはいえ、根拠を調べるためには何回も読み直したり、考察を訂正したりと結構大変でした。長期連載漫画の考察とかだと、もっと大変なんだろうなあ...
伏線の答えは永遠にわからないままな気がしますが、すごい奇跡が起こって、答えが示されたら面白いですね。正直、色々頑張ったんだから、少しくらい報われたい
余談
マンガはヒロインズの回想の博士は表情が見えないシルエットのような感じでしたが、動画の方では明らかに顔出していますね...
マンガの10話と11話に当たる動画=サブヒロインズの回想回が非公開ぽいですが、これを見れてたら、もう少し考察が具体的になったかもしれません。

