大逆転裁判1_レビュー・感想
今回のレビューは
「大逆転裁判1」です。
大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- | CAPCOM
Steamで大逆転裁判1&2がセールだったので購入しました。
世界観も一新されており、数か月周期くらいでセールで安くなることがあるので、気になったら買ってみるのをオススメします。
概要・評価点・不満点・総合評価の順で見ていきたいと思います(ネタバレあり)。
ちなみに私は1~4と逆転検事1・2をプレイしたことがありますが、逆転裁判5、6は未プレイです。
概要
・ストーリー
日本とイギリスが同盟を結んだばかりの大事な時期に主人公・成歩堂龍乃介は帝都勇盟大学の教授ワトソン氏殺害の罪で起訴されてしまう。友人の亜双義一真や法務助手・御琴羽寿沙都の活躍により、無罪を勝ち取ることはできたが、それはロンドンの巨大な闇へとつながる序章に過ぎなかった…
明治時代のロンドンと日本を舞台にした法廷逆転ミステリー!
・基本システム
探偵パートでは様々な場所で話を聞き、証拠を集めていく。なんとあのシャーロックホームズも登場し、推理を披露することがあるが、所々抜けているところがあるので、共同推理によって修正し、隠された真実にたどり着こう!
法廷では証言を聞き、その矛盾に証拠を突き付けることで論破し、事件の真相を暴いていく。
ロンドンが舞台の法廷では、時として6人の陪審員を説得しなければならない。お互いの矛盾する主張をぶつけ合うことで、新たな真相を明らかにしよう!
評価点
・ストーリー
綿密に寝られた伏線や意外なストーリー展開、味のある登場人物等、間違いなく面白いと思います。
・登場人物
個人的に前シリーズにいたおばちゃんとかのキャラが好きになれず、不快感を感じることもありましたが、今回は不快なだけのキャラはおらず、有能な人や一癖も二癖もある人が多く、悪役含めてみんな好きになれそうです。
・システム
自動でストーリ機能がそなわっており、謎解きが苦手とかストーリーだけを楽しみたいという人にもおすすめです。基本的にはノベルゲームに近いとは思いますが、そこはシリーズ化されている逆転裁判。予想できない展開が多く、ストーリーを見ているだけでも十分楽しめると思います。
悪かった点・微妙な点
・ストーリー
1だけで完結しない
必ずしも悪いことではないのですが、大きい謎は2に持ち越しになります。発売当時はAmazonレビュー等が大荒れになっていました…
また、大逆転裁判1&2のストーリーを前編・中編・後編で分けたとしたら、大逆転裁判1は前編のみです。事件、犯人、トリック、どれも小粒なものしか出されず、伏線をばらまくばかりといった感じです。私は1&2をセールで買ったので問題ありませんが、これをフルプライスで買った人は怒ってもしょうがないと思います。
ストーリが予想できてしまう
全部ではないのですが、証拠から展開が予想できることが多いです。予想しやすすぎて、登場人物の無能っぷりが前シリーズよりもいっそう感じられます。その話さっきしてたのに、もう忘れたのか?
一部のストーリー展開
明らかにおかしな状況でも、検事や陪審員は噓つきの証人のいうことでも100%信じ、こっちは被告人に理不尽な状況の立証すらも求められるという理不尽をいつも以上に感じました。いつものシリーズは一見完璧な証言と証拠が検事側に出そろっていて、その矛盾をついて大逆転するという醍醐味があったと思うのですが…
大人になって細かい点が気になるようになっただけですかね?
ブレイクモーション
正式名称はわかりませんが、証人や真犯人が負けを認めたとき、ブレイクモーションという面白モーションが発生しますが、3Dになったせいか昔よりも派手なものが少なく、単純になってます。あと、ブレイクモーション後の憔悴しきった面白い姿もあまり見られず、
そこは残念でした。
・システム
(要望) オートでもテキスト早送りできるようにしてほしい。
総合評価
点数:10点中7点
不満点はあれど、いつもの逆転裁判という感じでした。2は非常に評判も良く、今までの伏線も全部回収されると思うので、期待しながらプレイしたいと思います